【シンガポール③】マリーナベイ・サンズの57階プールに、昼と夜の両方入って分かったこと

2023年10月、シンガポール2泊3日の最終回。マリーナベイ・サンズの客室からはガーデンズ・バイ・ザ・ベイが正面。そして57階・地上200mのインフィニティプールに昼と夜の両方入って分かった、決定的な違い。最終日はセントーサのS.E.A.アクアリウムへ——2025年にオーシャナリウムへ刷新され、もう見られない景色の記録。

こんにちは、KOHです。

2023年10月、2泊3日シンガポールの記録。最終回です。

2日目の夜、USSとナイトサファリから戻って、この旅の本命に入ります。

マリーナベイ・サンズ。

※この記事は2023年10月時点の記録です。

部屋の正面が、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイだった

マリーナベイ・サンズの客室。バルコニー越しにガーデンズ・バイ・ザ・ベイが正面に見える
カーテンを開けた瞬間

チェックインして部屋に入り、カーテンを開けて——思わず声が出ました。

窓の外、正面にガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。あのスーパーツリーの群れが、目の高さに並んでいます。しかもバルコニー付きで、椅子とテーブルが出してある。

部屋そのものも、白木とグレーで統一された明るい内装。前日のウェスティンがダークウッドの落ち着いた部屋だったので、対比が面白い。

マリーナベイ・サンズの大理石のバスルームと湯を張ったバスタブ
ここで一旦、外出の意欲が消える

バスルームは大理石。湯を張ってみました。この時点でもう、外に出る気がゼロになります

マリーナベイ・サンズのホテル棟の巨大な吹き抜けを上から見下ろしたところ
テーブルが点に見える

ホテル棟の中は、こんな構造をしています。

とんでもない吹き抜け。上から見下ろすと、レストランのテーブルが小さな点になって並んでいる。ガラスの天井から光が落ちてきて、建物の中なのに空の下にいるような感覚になります。

ザ・ショップス・アット・マリーナベイ・サンズの波打つガラス天井
天井が、うねっている

低層階にはザ・ショップス。波打つガラス天井の下に、ブランド店が延々と続きます。

本題:57階のインフィニティプール

マリーナベイ・サンズといえば、これです。

サンズ・スカイパーク インフィニティプール

  • 57階・地上約200m
  • 宿泊者限定(入場にルームキーの提示が必要)
  • 営業:朝6時〜深夜0時
  • チェックイン前・チェックアウト後は利用不可

最後の一行が重要です。「泊まった日の、チェックインからチェックアウトまで」しか入れません。2泊3日の私にとって、チャンスは実質1日分でした。

で、私は昼と夜、両方入りました。その結果、はっきり分かったことがあります。

昼のサンズ・スカイパーク インフィニティプールのデッキと足元に広がる高層ビル群
縁が空に溶ける

まず昼。デッキから見下ろすと、シンガポールの高層ビル群が足元に広がっています。プールの縁が空に溶けていく——インフィニティプールという名前の通りの光景です。

デッキチェアが人で埋まった昼のインフィニティプールのプールサイド
横を向くと、これ

……ただし、横を向くとこれです。

デッキチェアはほぼ全部埋まっています。子供の浮き輪、ライフガード、行き交う人。プールの中も、けっこうな密度で人がいます。「静かに黄昏れる」という感じでは、まったくありません

夜のインフィニティプール。水面の向こうに光る高層ビル群の夜景
同じプール、同じ日

そして夜。同じプールです。同じ日です。

水面の向こうに、紫やピンクに光る高層ビル群。水はライトアップで青緑に光っていて、泳いでいる人は数えるほど。

夜のインフィニティプールのプールサイド。空いたデッキチェアとヤシの木
こっちは、空いている

デッキチェアも、ほとんど空いています。

結論を書きます。夜に入ってください。

  • 混雑:昼は満員、夜はガラガラ
  • 景色:昼はビル群、夜は夜景。写真の見映えが段違い
  • 暑さ:赤道直下の昼のデッキは、かなり暑い

昼に入るなという話ではありません。両方入れるなら両方入るのが最高です。でも「1回だけ」なら、迷わず夜です。

最終日:セントーサの水族館へ

3日目。チェックアウトを済ませて、最後に向かったのはセントーサ島のS.E.A.アクアリウムです。

重要:この水族館は、もうありません

S.E.A.アクアリウムは、2025年7月23日に「シンガポール・オーシャナリウム」としてリニューアルオープンしました。規模は約3倍になっています。

つまり、この記事に写っている水槽の並びは、もう見ることができません。2023年10月の記録として読んでいただければ。

S.E.A.アクアリウムのアクリルトンネル水槽。頭上を魚が横切る
水中を歩く

入ってすぐ、アクリルのトンネル。頭上を魚が横切っていきます。天井が曲面なので、水中を歩いているような感覚になる。

沈没船をテーマにしたS.E.A.アクアリウムの水槽と魚たち
船が、生態系になる

この水槽のテーマは沈没船

解説パネルにこう書いてあります——「サンゴ礁と同じように、沈没船も魚に隠れ家を与える」。船が沈むという出来事が、何十年もかけて生態系になる。展示のコンセプトとして、かなり良い。

ガラスに寄ってきたシノノメサカタザメと、その解説モニター
ガラスに、ぴったり寄ってきた

目の前を横切っていったのが、これ。シノノメサカタザメ(BOWMOUTH GUITARFISH)。

名前に「サメ」と付いていますがエイの仲間で、頭はサメ、尾はエイという不思議な体をしています。ガラスにぴったり寄ってきたので、腹側の模様までよく見えました。

岩場を再現した水槽と、隙間を泳ぐ小さな魚
岩の隙間から、出たり入ったり

岩場の水槽。小さな魚が岩の隙間を出たり入ったり。

ピンクや緑、紫に色づいたイソギンチャクの水槽
造花みたいだが、全部生きている

イソギンチャクの水槽が、想像以上に良かった。ピンク、緑、紫。造花みたいな色をしているのに、全部生きて動いています。

暗い展示室で青く照らされたクラゲの大水槽
ここだけ、みんな足が止まる

クラゲ。この水槽の前だけ、みんな足が止まります。

S.E.A.アクアリウムの大水槽を泳ぐサメ
視界が、全部水になる

そして大水槽のサメ。

S.E.A.アクアリウムの目玉は幅36メートル・高さ8.3メートルの巨大パネル水槽で、総水量は4,280万リットルあったそうです。数字で言われてもピンときませんが、目の前に立つと視界が全部水になります。

英語と中国語で併記されたムラサキウニとロブスターの解説パネル
さらっと、すごいことが書いてある

解説パネルは英語と中国語の併記。ムラサキウニは「最長70年生きる」「損傷した組織を再生できる」と書いてあります。水族館の解説は、たまにとんでもない情報がさらっと書いてある。

ひとつだけ、意味が分からなかった展示

丸い窓の中に白く照らされて展示された小瓶。プレートにSpotted Garden Eelとある
チンアナゴ、と書いてある

順路の途中に、こういう展示がありました。

黒い壁に丸い窓が並んでいて、中は白く照らされている。そこに小瓶が1本ずつ入っていて、下にプレートが付いています。

Clown Anemonefishのプレートが付いた小瓶の展示
カクレクマノミ、らしい
Cardinalfishのプレートが付いた小瓶の展示
中身が、分からない

「Spotted Garden Eel(チンアナゴ)」「Clown Anemonefish(カクレクマノミ)」「Cardinalfish(テンジクダイ)」——名前は分かる。魚の名前です。

でも、瓶の中に入っているのはピンク色の小さな何かで、私にはそれが何なのか最後まで分かりませんでした。卵なのか、稚魚なのか、標本なのか。

分からないまま、面白かったので撮りました。知っている方がいたら教えてください。

まとめ:2泊3日シンガポール、3日目

  • MBSのインフィニティプールは、泊まった日しか入れない。チェックイン前もチェックアウト後も不可
  • 1回しか入れないなら、夜。昼は満員、夜はガラガラ。景色も夜が圧勝
  • MBSの部屋からはガーデンズ・バイ・ザ・ベイが正面に見える(部屋タイプによる)
  • S.E.A.アクアリウムは2025年7月にオーシャナリウムへ刷新済み。この記事の景色はもう見られない

2泊3日。深夜便で飛んで、朝5時半に着いて、世界遺産を歩いて、テーマパークで3回同じコースターに乗って、暗闇の動物園を回って、200mの高さで泳いで、最後に水族館。

駆け足でしたが、シンガポールは狭い国です。移動に時間を取られないぶん、詰め込みが効く。2泊3日でも、ちゃんと足りました。

お邪魔しました。

シンガポール2泊3日 シリーズ(全3回)

2023年10月の旅の記録を、日ごとに3本に分けて書いています。

  • 【初日】早朝着+植物園編
    朝5時半にチャンギ着。チェックインまでの9時間半を、朝5時から開く世界遺産の植物園で潰した
  • 【2日目】USS+ナイトサファリ編
    ハロウィン期間のUSSでハムナプトラに3回。写真が1枚も撮れないナイトサファリ
  • 【3日目】マリーナベイ・サンズ編(いま読んでいる記事)
    57階のインフィニティプールに昼と夜の両方入って分かったこと。そしてもう見られない水族館

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